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「読書の秋」になったので…

東京は突然涼しくなりましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

さて、秋を通り越したかという気温ではありますが、一応、「読書の秋」ということで、この連休中は読書三昧になりました。株式投資や資産形成、経済、ファンド、ラップといろいろ読み漁りましたが、昨日は子供の金融教育にかかわりそうな本を3冊ほど読んでいました。

どの本もテーマは「お金」ですが、それぞれ視点が異なり、どれも不必要なことはないのですが、全部を鵜呑みにして実施しようとすると不具合というか無理なことも多く、結局は何を良しとするかといった読み手の取捨選択が必要なんだよなぁ…というのが率直な感想です。

Let’s カスタマイズ!

私が、ファンドラップやファンドの組成・導入を行っていた時によく思っていたことなのですが、“海外で良いとされるものを日本でそのまま導入すれば良いか”と言えば、決してそうではないのです。日本のルール・制度だけでなく、国民の考え方にあったカスタマイズをしないことには、販売に繋がらないのです。このルール・制度に関しては現状がどうなっているのかを知ることだけでなく、現在のルール・制度に至っている経緯が重要なので、簡単な歴史を振り返ることは重要なのです(みなさん、これを疎かにしていますが…)。

金融先進国の米国、伝統がある英国などでは、当然、日本に比べれば金融教育でも進んでいます。しかし先述同様、その国のルールや国民性にあったカスタマイズする必要があり、それを怠ると「金融学」ではなく、ただの「雑学」の域を出ないと思っています。

カスタマイズするために

私には中学生になる子供がいるのですが、自分自身が中学生だった頃(もう40年近く前になりますが…)にどんな生活をしていて、いまだったら何を知りたかったか、何を知っておくべきだったかを照らし合わせながら「お金のはなし」を普段の生活の中でしています。これは、家族内でのカスタマイズです。

各家庭の状況によって「おかね」に対する考え方は違うと思います。だからと言って「何もしない」や、「なるようになる!」では、カスタマイズのしようがありません。

話をする側はカスタマイズするための知識と考え方の整理を、話を聞く側はカスタマイズされた話から興味をもって自分で調べることで自分自身の判断ができるようになる…という一連の流れができることが重要だと考えています。