
老人が苗木を植えていたところに、通りかかった旅人とのおはなし
旅人:あなたは、一体、その木から実を収穫できるのは、いつ頃だと思っているのですか?
老人:そうですね、70年もしたら実がなるでしょう。
旅人:あなたは、そんなに長生きをするつもりなのですか?
老人:いいえ、違います。私が生まれた時、果実園には豊かな実がなっていました。それは自分が生まれる前に、父が自分のために苗を植えておいてくれたからです。それと同じことをしているだけです。
聖典「タルムード」(木の実)より
『ア/ン/ス/タ』の想い

子供は未来の“宝”です。そして、それを見守って大切に育てていくこそが、私たち大人の役目ではないかと思います。
保護者のみなさまは、お子様が『(少なくとも)将来の生活(=おかね)に困ることがないように・・・』と願っていらしゃるからこそ、健康面や学力面の観点から、いろいろな習い事に通わせていらしゃるのではないでしょうか?
ただ、肝心の“お金とのかかわり方”については、実際のところ、保護者のみなさまご自身もなんらかの経験はあっても『きちんと学んだことがある』と答えることができる方は、少ないのではないでしょうか?
保護者のみなさまに代わって、私たちが『おかね』という果実を与えることはできません。
しかし、私たちならば『おかねに関する知識』という苗木を保護者のみなさまに代わって植えてあげることはできると自負しております。大切なお子様に「生き抜くチカラ」を身につける機会を与えてあげてください。そして、ぜひ保護者のみなさまにも一緒に苗木の育て方を見ていただき、ご家族全員でおかねについてお話しをするキッカケにしてしてください。
そうすることで、その家庭独自の「生き抜くチカラ」を代々受け継いでいけるようになってもらえれば本望です。